実は今、愛車ミゼット改の
エンジンをオーバーホール中なんだ。

思い入れも想い出も多い車なので、
もっともっと乗り続けたい。

幸い“最後の機械式”と呼ばれる
コンピュータ制御のない時代の車なので、
物理的なメンテナンスさえ
シッカリやってやれば、まだまだ大丈夫。

いざ分解してみると、
考えられないようなところから排ガスが漏れてたり、
冷却水が妙なところを通っていたり…と、
かなり心筋梗塞に近い状態だったらしい。

しかし、よくもまぁ、
ここまでバラバラにしたうえ、
まともな図面もないのに
作業ができるものだと関心してしまう。

この車には、
かれこれ12年くらいは乗っているけれど、
こんな部分まで見たのは、もちろん初めて。

大小さまざな部品が、
それぞれの役割をしていることに、
今さらながら関心してしまった。

組み合わさった歯車は、
たとえ小さな歯車であっても、
どれかひとつ欠けていたり、
回らなかったりすれば、
全体の動きがダメになってしまう。

良くも悪くも社会を構成してる
我々ひとり一人だって…同じことだよな。

誰かが事故を起こせば、
みんなが通る道は渋滞しちゃうさ。

だから…人生、日々更新。