テレビで見た話題。
急激にインド料理店が急増しているという。
言われてみれば、確かにウチの近所でも
インド料理店をよく見るようになった気がする。
東京の西葛西には、
IT企業で働くインド人が多くて、
実に日本に住む4割が、
西葛西周辺にいるという。
先日、たまたま
インド事情のセミナーに参加した知人の話によれば、
優秀なインド人技術者は、世界中で引っ張りだこで、
国外から自国への送金金額が最も多いのがインド人だという。
逆に言えばインドでは、
農業のほか、これといった産業もなく、
まだまだ国自体が貧しいので、
世界に出稼ぎに行かないと国を支えられない
…という事情も見えてくる。
さて、日本にインド料理店が増えた事情は、
何もインド人の出稼ぎが増えたから…ではないらしい。
調査によると、
首都圏にあるインド料理店のうち、
8割のコックはインド人ではなくネパール人。
看板も、よく見ると、
インド・ネパール料理となっている店が多い。
つまり、増えたのはインド人ではなくネパール人なのだ。
ネパールもまだまだ発展途上の国。
ネパールで10年かかる稼ぎを、
日本でなら1〜2年で稼ぎ出すことができる。
しかも日本は安全な国なので人気が高い。
日本で就労ビザを取得するために、
最も簡単な方法が料理人となること。
もともとネパールの料理人は
隣国インドで修行を積むのが当たり前となっていて、
食文化自体、インドと同じ…だということだ。
インド事情のセミナーによれば、
カレーなんてインド人はほとんど食べないらしいけど…。
テレビに映し出されてた
焼きたてのナンは実に旨そうだった。
暑さが和らいだら…食いに行ってみるか、インド料理。
だから…人生、日々更新。