好きな人に「愛してる」と言われたら、
天にも昇る気分だろうけど…
嫌いな人に同じことを言われたら、
…キモイ〜ってことになるだろ？

ようするに言葉なんてさ…
「何を」言ったか、じゃなく、「誰が」言ったか
…で
意味合いがまったく変わってしまうんだよな。

面と向かって話してる時は、
相手の顔見て言葉も選ぶし、
その反応によって話題も変わってゆく…。

会話する目的は、
「何かを伝えること」だと思っていたら、
…大きな勘違いかもしれない。

時間を共有した、ということがまずあって…、
何をしたかがその次にあって…、
話したことなんか忘れてしまうものな。
…とくに酒なんて呑んでりゃ、ね。

だから…手紙が大事なんだよ。
本当に何かを伝えたい時には手紙に限る。

だけど、その手紙もね…
書けば読んでもらえるってわけじゃない。

やっぱり…
好きな人から来た手紙はすぐ読みたくなるけど、
嫌いな人、
興味のない人から来た手紙は
ヘタすりゃ、封さえ開かない。

会わないとできないこと、
会っただけでは伝えられないこと…。

そもそも何を伝えたいのか…？
…それがないと話にならないだろうけど、
言葉じゃないと伝わらないということでもない。

楽しかったら笑って見せればいい、それだけ。