面白い話ができる人というのは、
必ず自分独りの時間を持っている。
友達が少なくて独りになってしまう
…というわけではなく、
意識して誰とも交わらない、
自分だけの時間を作ることを心がけている。
実際に何かを
書いたり、作ったりしなくても、
独りで感じたことや考えたこと…
そうして自分だけで構築したものがあるから、
それが他人から見ると誠に興味深く、
新鮮さを感じさせる話になるのだ。
何をするにせよ、
本当に頑張る時は独りなのであって、
他人に伝えたいことがあるとすれば、
それは独りで頑張った成果だろう。
独りで頑張れない人は、
他人の話を聞くにとどまってしまうが、
それでもやがて他人の話に触発されて
何かをはじめるに違いない。
自分で何かをやって、
悩んだり、感動したりすると…
また、
誰かにそのことを伝えたくなってくる。
それは健全なやる気の伝承でもあり、
孤独を有意義なもへと操る方法なのだ。