Episode No.4146(20111206)[生活]Life

一般常識
Something about everything.

昔、地方から始めて東京に出てきた男が、
有楽町で降りて、右も左もわからず、
タクシーに乗って「銀座まで」と言ったら、
タクシーを降ろされた…と怒っていた。

有楽町と銀座は目と鼻の先。
それを知っていれば笑える話だが、
知らない人にとってはおっかなびっくりでも無理はない。

東京生まれで、横浜育ちの私には、
地方から都会に出てきた時の驚きは、
なかなかわからないようでもあるけれど…
ちょっと大阪に行きゃあ、やっぱり右も左もわからない。

当たり前…の基準は人によって違う。

違う、ということを笑うのは、
考えてみるとすごく失礼なことだよな。
…強いて言えば、それは差別につながる。

一方…
親に高校まで出してもらったのに
算数がわからない、とか
基本的な漢字の読み書きができない、とか
ペンや箸の持ち方がおかしいっていうのは
…笑われて当然

知らなくて仕方ないこと…じゃなくて、
知っていて当たり前だから、ね。

そういう輩は差別じゃなく、
能力別に区別されて、
与えてもらえる仕事は簡単なことばかり。
…結果、もらえる賃金のレベルも決まってしまう。

知識のいらないところに住むのは個人の自由だけれど
…生活が不自由になることは覚悟の上じゃないとな。

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