50歳を目の前に、ほぼ10年ぶりくらいに
ガムシャラに身体を絞っていて
今さらながら実感したことが幾つかある。
そもそも中年太りというものは、
運動不足に加えて、
夜遅く…寝る直前に
食ったり、呑んだりしているから生じる。
食う、ということは、
これからエネルギーを使うために食うのであって、
これから寝るのに食う必要はない。
腹が減って寝られないような気がするのは、
胃に変な癖をつけてしまったからで、
そもそも身体が要求していたことではない。
筋肉こそ若さだと、聞いた。
身体を動かしているのは
紛れもなく筋肉で…
筋肉が動いて熱を発するにことによって
健康が保たれる。
男性に比べて女性に冷え性が多いのは、
筋肉の量が少ないからだと思う。
筋肉がついてくるとよく眠れる。
運動して疲れて眠くなるせいもあるだろうが、
基本的に動かす筋肉が増えれば増えるほど、
筋肉を休ませる必要が出てくるんだと思う。
年をとって熟睡できなくなる要因も、
このあたりにあるんじゃないかな。
そして、
筋肉とは逆に、身体を冷やすのが…脂肪。
ものの本によれば…
脂肪というと牛や豚のような
カタマリの脂身をイメージするけれど、
人の脂肪は水の中に脂が浮いているような状態。
確かに人の身体は、ほぼ水だもんな。
だから、
カロリーがないからと言って、
水ばかり摂っていても
脂を浮かす場所が増えてしまうだけ。
いわゆる、水太りだな。
水しか摂らない植物だって、
過剰に水をやれば根腐れしてしまう。
根腐れ人間…って、かなり嫌な感じだろ?
デブが汗っかきなのは、
余計な水分がたまってるからに他ならない。
肉体をフル活用するためには、
限られた部屋をフル活用するのと同じで
…やっぱり、整理整頓が必要なんだ。
入れたら確実に出すのはもちろん、
出してから入れるくらいでないと
…機能的でなくなるのは当然だ。
あくまでも個人の見解だけど、ね。
おかげて最近は調子がいいので…。
調子が悪いから
新しいことなんかできない…なんてのは、
不幸の言い訳みたいだな。
調子が悪いからこそ、
習慣を変える必要があるだろう?
新しいことは必要ない。
余分なホコリと
言い訳めいた誇りを落として…
かつての、調子が良かった頃の
自分を取り戻すだけだ。
習慣を変えるには…まず、
自分の考えを捨ててかからないと、ね。
一番手っ取り早いのは、
考える余裕もなくなるくらい
ガムシャラに身体を動かすことだよ。