水について考えてる。

何もエコロジーについて考える、とか
将来はガソリンより水の方が高価なモノになる
…といったことを考えようというわけじゃない。

もちろん、そういう観点から
水について見直すことも大切だが、
それならネットを叩けばいくらでも出てくるしね。

そうした直接的な話ではなくて…
命を摂取して命が成り立つ中で
命ではない水が不可欠であるように、
自分が今やろうとしている事について
命だけでなく、水の役割をする何かが
バランスよく構成されているかどうかを検証したい。

そこが欠けていたら…ただの思いつき。
アイデア倒れに終わるだろう。

人間関係についても、おそらく同じだ。

物々交換だけをしているだけの関係だけでは
決して親しい間柄とはいえない。

仕事を通じて、
年中やりとりをしている相手であっても、
実際にその人のことをどれだけ知っているのか？

週に何度もゴミを収集してもらっていても、
地域の清掃作業員の一人だって
…名前すらわからないだろう？

たとえ名前くらいは知っていても、
それは他との区別をする目的で必要なだけで、
相手のアイデンティティとは一切関係がない。

けれども…

それこそ清掃作業員に
ご苦労様と一杯の水でも差し出せば、
相手と自分との関係は一変するだろう。

水について考えるというのは、
まあ、そんなようなことなんだよ。

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