他人には、こんな風に見られたい
…とイメージしている自分と
実際の自分の間には誰しもギャップがあるよね。

そこを埋めようと努力するから成長できる。

なりたい自分に向かって
頑張っているうちはいいんだけど…
やがて演じていることに疲れてきたりすると
…本当の自分を見てほしい、なんて言ったりして。

自分で本当の自分を隠してきたくせに、ね。

それはちょうど逃亡中の殺人犯が逃げるのに疲れて、
警察に逮捕された瞬間…
「ホッとした」なんてつぶやくのに似てないか？

本当の自分から逃げているという点においては、
まさしく殺人犯と同じだよな。

少しくらいは背伸びをしないと成長は望めない。

できることだけやってるようじゃあ、
自分を更新することはできないのだが…
できないことを、さもできるように装うというのは
…つまり、嘘つき。

嘘は苦し紛れに出てくるものだけど…
苦しさから逃げ出したとたん、
人生という重みに指名手配されてしまうぞ。

年をとってみれば
過ぎ去った時はアッという間かもしけないけれど…
これから自分が敬老の日に祝われるようになるまでには
…まだ、かなりあるだろう？　逃げ切るつもり？

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