少し前から社内向けのWeb掲示板を使って、
自社商品のtwitter公式アカウントに掲載するための
商品説明や使い方のヒントを書く訓練を
若い社員を中心にはじめている。
140字以内という短いボリュームの中で
商品の特徴やセールスポイントを説明するのは、
非常に大変なことだ。
しかも切り口を変えて毎日書かなければならない。
書く方も大変だが、それを添削する方も気合いがいるよ。
ともすると、
とりあえず書けばいい…ということになったり、
言われた通りに直せばいい…ということになりがち。
そこで、今朝はこんな書き込みをした。
ここでさんざん書いてもらっている目的は、
商品の公式twitterアカウントへの掲載を目的として、
まず正確な商品知識を身につけてもらうためですが、
日常的には客先からの電話対応が適切にできるかどうか
…ということです。
一方的に書いたり話したりするのと違い、
電話対応の場合には相手が具体的な質問をしてくれるので
答えやすいという一面がある一方、想定外の質問に対して
アドリブを効かせて答えなければならないこともあります。
わからないことを強引に答えてしまうのも間違いの元ですが、
この掲示板を通してやっていることは、
この「わからないこと」を減らすためであると同時に、
その商品知識をその対象となるユーザーへ
適切に伝えることができるよう、
実際に使っている人(使おうとしている人)の使用シーンを
できるだけリアルに想像する能力を高めるためでもあります。
ですから、単なる文章の書き写しではなく、
その内容について一度自分でキチンと咀嚼(そしゃく)したうえで、
自分の言葉に置き換えて見せてほしいと考えます。
会社は学校ではない。
だから、できるとか、できないではなく
…できなければ仕事を任せてはもらえないのだ。
その代わり、できる人の仕事はどんどん増えて、
比例して給料も増えていく。
…実に当たり前のことだよ、な。