悩みや不安を忘れるために
我々がしていることと言ったら…

手近なところでは、
テレビや映画を観たり、本を読んだり。
それも恋愛ものやサスペンスもので、
主人公と一緒にハラハラドキドキして。

別の悩みや不安を感じることで、
今の悩みや不安を忘れようとしてる。
…そんなことも間々あるよ、ね。

臭いを隠すのに別の臭いを付ける。
そりゃまるで香水文化的だよな。

消臭するためには
臭いの元を断たなきゃならない。

それが難しければ、
鼻をつまんで我慢をするか、
その場から逃げ出すか…。

誰かが
臭いの元を始末してくれるのを待つのは、
何もしないことを選択するという
選択肢の一つに違いはないが、
選択しなくてもできることは、
やっぱり選択したことにはならないだろう。

そして、どんな賢明な選択も
どの悩みをとるのか、でしかない。

さて、臭いということに関して言えば、
一番気づかないのは自分の臭いで、
もしも自分の臭いが変わることがあるとすれば、
食い物が変わって体質が変化したか
…それとも加齢臭。

自分が悩みとか不安に感じていることは、
他人にとっては悩みでも不安でもなく…
自分には気がつかないことで、
他人に悩みを感じさせているのが常だよ、な。