Episode No.3814(20101113)
はしょる奴ら

個人の価値観は、
それぞれにあっていいと思う。
むしろ、違う人間同士が
同じだと言い張るの方が無理がある。

だから若い恋は、
すぐに壁に突き当たってしまう。

人間関係は、
違いを認め合うことができないと
…決して長くは続かない。

だから価値観や興味の対象は
違っていて構わないし、
その方がお互い刺激にもなるのだが、
一定のルールのうえでそれが表現されないと
ただの、わがままになってしまう。

急いでいる時、何を優先するのか?
身近な価値観、あるいは覚悟は、
そんなところに表れてくる。

寝食を削ってでも約束を守ろうとするか、
それとも、
約束がルールであることを無視して、
自分のやりたいことはまずやって、
それからようやく他人とのことを考えるのか。

ケツをふかずにトイレを出る程度なら、
自分のケツがかぶれる程度で済むだろうが…

急いでいるからといって、
左右の確認もしないで交差点に突っ込む奴は、
やがて事故を起こして
他人に迷惑をかけることになる。

いろんな種類や大きさの車はあっていいけれど、
大きな車だからといって
車線を越えて走られては迷惑だし、
小さな車だからといって
歩道を走っていいわけでもない。
交通ルールを守って走らなければ公道には出られない。

事故を起こさないように…と、
道路の真ん中で考え込まれていても
渋滞が起きてしまうし、ね。

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