Episode No.3752(20100902)
無駄話を無駄にしないために
いろいろと考察してみた

よく…
世の中に無駄なものなど、何ひとつない
…という台詞を聞く。

そう考えるべきたと思いながら、
悔しさに唇をかみしめることも、しばしば。

より実感として、この言葉を飲み込めるように
咀嚼(そしゃく)してみた。

結論からいえば…

無駄のないことに比べ、
無駄を感じることの方が、
はるかに何かを学びとることができる。

…ということではないかと思う。

何が無駄であったのかを知ることも、そのひとつなら…
例えば道ばたの植え込みに咲いた一輪の花は、
なくても何の弊害もないはずだけれど、
風にゆられる花びらを見せるだけで
渋滞でイラつくドライバーの気持ちを少し和らげたりする。

そこに何か“余計なもの”があると、
工夫をしたり、活かそうそしたり、考えるきっかけを与えるが
…何もなければ通り過ぎてしまう。

人生というやつは、
立ち止まるには短すぎるが、通り過ぎるには長すぎる。

…そんな風にあらためて考え直しつつ、
今日も学びの連続。

最も…
何が無駄か、ではなく
何かを無駄にするかしないか
…受け手の問題であるようにも思う。

さっきの花の例もしかり。
花の美しさを感じない人には、やっぱり無駄のまま。

無駄も、チャンスも、
受け手次第だな…結局。

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