今日7月22日は、
高校時代に海の事故で亡くなった友人の命日。
今年でちょうど30年目になる。
先日、一人で墓は入りに行ってきた。
去年は行けず仕舞いだったけど、
今年は春に続いて2度目。
この霊園には、この友人のほかにもう一人、
同じ高校に通っていた友もいる。
2人とも高校時代には中型バイクを乗り回してた。
当時、原付免許も持っていなかった私は、
いつもどちらかの後に乗せてもらってた。
今はちょっと自慢げに
ハーレーにまたがって墓参りに行く。
そういえば先日twitterで…
今年も元気よくセミが鳴き始めた。
だけど…今、鳴いてるセミは、
去年鳴いてたセミじゃないんだよな…。
…と、つぶやいた。
そう考えると感慨深い、と言ってくれる人がいた。
蝉の声を聞いて、
ぼんやりとそんなことを思うようになったのは最近だけど
…30年前の夏をいつも感じずにいられない。
櫻の花を見ても、これは去年咲いてた花じゃない
…なんて似たようなことを感じるようになったのは、
霊園にいるもう一人の奴の命日が春だったから、なんだ。
連中より、かなり余分に
蝉の声を聞いたり、櫻の花を見てきたわけだが、
今目の前に連中が当時の姿で現れたとしても、
対等に話ができるような気がする。
それこそ、積もり積もった話を…。
同じ高校生でも
息子とは、とても対等な話などできないのに、ね。
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