Episode No.1845(20040722):
命日
今年も、またこの日が来た。
7月22日は・・・
高校時代に亡くなった友人の命日だ。
今年はまた家族同然の身近な友人も亡くなって
たいぶあの世に親しい連中も増えてきた。
こうなってくると・・・
いつか自分が死ぬのも
ある意味、楽しみとさえ思えてくるが、
まだまだやりたいことや
やらなければならないことがたくさんあったのに
無念のうちに死んでいった連中を知る者としては
たくさんの宿題を終えるまで
・・・まだまだ死ねない。
死んだ連中の分まで頑張るということは、
死んだ連中にやってもらっていたことを
自分ができるようになることだと思う。
これまで通りに頑張るという言葉を
私は信じない。
頑張るって言うのは
今までと違うことに挑戦することだと
思っているから。
これまで通りでいいのなら・・・
頑張る必要なんてないでしょ?
だけど、時が流れていく以上・・・
これまで通りでいい、なんてことは
絶対にないんだよ、ね。
そういった現実を認めて、
まず覚悟を決めること。
頑張るためには・・・覚悟が必要だ。
覚悟を決めるチャンスと
真剣に頑張るパワーを
死んでいった連中にもらった。
命をもらったと言ってもいい。
だから・・・無駄にはできない。
あいつらの分まで悩んで
あいつらの分まで笑って
あいつらの分まで稼いで
あいつらの分まで遣って
胸を張って死ねるまで・・・!