そりゃあ…人間、いや生き物だから、
時には意に反して体調を崩すこともある。
そんな時…
普段、一生懸命に仕事をこなしていれば、
まわりのみんなが協力してくれて、
復帰までの間、何とか支えてもらえるだろう。
仮にいいかげんな仕事をしていたって…
組織で仕事を受けている以上、
社内の誰それが悪いなんてことは、
社外に対する言い訳にはならないから、
結局は社内に残っている人が
休んでる人の分まで働かないわけにはいかない。
休みが長く続くと…会社に出るのが怖くなるじゃない?
自分の机の上が、
積もり積もった仕事の山で埋め尽くされていて、
それをこなすために無理をして
…また体調を崩しそうな気がしてくるもんな。
しかし、本当に怖いのは…
机の上はキレイに片付いていて、
何事もなかったように
仕事がスムーズに流れていること。
つまり自分がいなくても、
仕事にとって何の問題もないのを知ること。
会社だけでなく、
例えばスポーツのチームでも、
自分がいなくても試合に勝ち続けていたり…
しばらく家に帰らなかったというのに、
家の中がキレイに片付いていたり…。
自分の存在感を疑いたくなるような平穏な日常は怖いだろう?
せめて自分がいないと、
飢えてしまう金魚の一匹でもいれば…安心できるけど、ね。