「勇気」とは、ズバリ
「現実を認める力」だと、あらためて思う。
人は誰でも、
自分ができるだけ心身共に傷つかず、
生きやすいように、
毎日目にウロコを貼り付けながら暮らしている。
あまりウロコが重くなると…
バランスを崩してしまい、
「こんなはずじゃなかった」と落胆する。
だが、目の前の現実はつねに
「こんなはず」になるべくしてなっている。
そこを認めて、そこから頑張れるかどうか…
まずそれを認められるかどうか…
自分の考えと違うもの、でも実際にあるものを
自分本意で否定しないようにできるかどうか…
それが「勇気」だろう。
あるいは「勇気」は、
これまでの自分を否定することになるかもしれない。
だけど、いいじゃないか?
否定されようがされまいが、
今自分はここにいるんだから、さ。
現実を否定し過ぎることは、
つまり自分をも否定してしまうことになるよ。
そんなの本末転倒じゃない?!