ある時、スーッと
目の前の現実を素直に認められる時があるんだよね。
悟りと言っては大げさだけど、
これが自分の生命力=バランス感覚…かとも思う。
突っ張っていたことに対して、へんに突っ張らず、
こだわりを捨てて…今何ができるかだけを考える。
まぁ…考えようと考えまいと、
今できることなんて決まっているし、
できないことは逆立ちしたって、できやしない。
ようするに、
突っ張るとか、こだわる…っていうのにも動機があって、
前向きな理由であればいいけれど、
たいていは自分都合の言い訳だったりする。
わがままだけで突っ張っていられるのは、
或る意味、幸せな状況なのかもしれない。
その幸せは
決して次の幸せを呼ぶものではないだろうけれど。
とりあえず…幸せ?
あるものはあるし、ないものはない。
人は何故、そんな当たり前のことに悩むのか?
自分が見ているつもりでいる現実が
…世の中のすべてじゃない。
むしろ自分は見たいところだけしか見ていなかった。
それだけのことだよ、ね。