常識さえあれば、
たいていの仕事には対応はできるが…
逆に常識が欠如していると、
仕事がうまくいかないばかりか
相手を怒らせることにもなりかねない。
仕事の打ち合わせや交渉で、
よく「筋」…というセリフが出てくる。
本来は、こういう風に進めるのが筋だ
…とか。
そんなことを言われる筋合いはない
…とか、ね。
「筋」とは「道筋」のこと。
「商売としての道」であったり、
大げさに言えば「人としての道」を指したり。
いかなる業種や組織形態においても、
それが人の集まりで出来ている以上、
「人との関わり方」がわからなければ、
…最終的にいい仕事はできない。
いかにコンピュータの使い方を知っていても、ね。
技術者なら別だけれども…。
いい仕事…とは、
周囲の人を満足させる仕事のことだ。
周囲が満足してくれることによって
自分の満足感につながることはあるが、
自分が満足と必ずしも一致しない場合もある。
それでも仕事である以上、
周囲の満足度が最優先課題。
自分の満足度を優先した道筋を立てるようでは…
仕事としてのレベルはまだまだ低い、と
自分の反省度を高めるべきだろう、な。