Episode No.3354(20090527)
対応術2

常識さえあれば、
たいていの仕事には対応はできるが…
逆に常識が欠如していると、
仕事がうまくいかないばかりか
相手を怒らせることにもなりかねない。

仕事の打ち合わせや交渉で、
よく「筋」…というセリフが出てくる。

本来は、こういう風に進めるのが筋だ
…とか。
そんなことを言われる筋合いはない
…とか、ね。

「筋」とは「道筋」のこと。

「商売としての道」であったり、
大げさに言えば「人としての道」を指したり。

いかなる業種や組織形態においても、
それが人の集まりで出来ている以上、
「人との関わり方」がわからなければ、
…最終的にいい仕事はできない。

いかにコンピュータの使い方を知っていても、ね。
技術者なら別だけれども…。

いい仕事…とは、
周囲の人を満足させる仕事のことだ。

周囲が満足してくれることによって
自分の満足感につながることはあるが、
自分が満足と必ずしも一致しない場合もある。

それでも仕事である以上、
周囲の満足度が最優先課題。

自分の満足度を優先した道筋を立てるようでは…
仕事としてのレベルはまだまだ低い、と
自分の反省度を高めるべきだろう、な。


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