「黒澤明と七人の侍」を読了。
いきなり話はズレるが、
私は本を読むのが極めて遅い。
黒澤明なら、黒澤明の、
その人の声で読んだり…
描かれている場面を
綿密に思い浮かべないと気が済まない。
また、いちいち考えながら読んでたりするので、
なかなかページをめくることができない。
その代わり一度読めば、
だいたい人に説明できるくらい
頭には入っている。
そんな私がイッキに読めた
…というのは自分的には快挙。
それだけ読みやすかったのは、
「七人の侍」のストーリー展開通りに
解説がなされていたからだろう。
「七人の侍」の場面場面を思い起こしながら、
DVDの副声音の解説を聞いている感じだった。
奇しくも昨日4月26日は
「七人の侍」がロードショー公開された日だった。
昭和29年(1954)のことだから、
今年でちょうど55周年になる。
3時間27分に凝縮された奇跡を
このGWには見返してみたいものだ。