苦手意識を持つことは
…仕方ないことだと思う。
問題は、
その苦手意識から
逃げるか、逃げないか
…ということだろう。
むしろ、逃げないためには
苦手なものを苦手だと、
まず認めるべきではないかな。
実際には苦手なものに対し、
あたかも
苦手でないような素振りを見せること自体、
最初から逃げているように感じる。
それは
自分をいい方向に騙しているようでもあるが、
実は
今持っている自分の力だけで何とかなる、と
半ばいいかげんな気持ちでいるようでもある。
自分を騙すというより、むしろ
自分を誤魔化しているに過ぎない。
そして…
誤魔化しようがなくなると、
とたんに逃げ出してしまいかねない。
最初から苦手だと認めて挑めば、
努力は当たり前のことになる。
努力なしでやろうとすると、
努力しなければならなくなったとたん、
逃げ出すハメになっちゃうんじゃなかろうか。