便利なもの、が
最初から性能がよかったかといえば
・・・そうではない、ね。。
少し前まで・・・
PC用の外付けHDといえば
Macユーザーにとっては
FIREWIRE(IEEE1394)だった。
ところが今はUSB対応ばかりで、
FIREWIRE(IEEE1394)対応の
HDを探すのは難しい。
そのかわりUSBが
メチャクチャ速くなってる。
11月17日のニュースでは
次世代仕様のUSB 3.0では
転送速度がさらに10倍になるという。
こういうことは何も
今はじまったことではなくて・・・
今はすっかり見なくなってしまった
カセットテーブも・・・
もともとは語学学習用に作られたもので、
出始めの頃には音楽を聴くには質が悪く、
音楽はオープンリールで聴くのが当然だった。
ビデオテープのベータとVHSだって、
画質としてはベータの方が勝っていたけど、
市場を制したのはVHSで、
その後VHSの画質もどんどん向上していった。
そう考えると・・・
やはり便利なものというのは
決して優れたものではなく、
ようするに・・・普及したもの、なんだな。
大勢の人が使えば安く作れるし、
安く作れるようになると、
さらに開発が進んで・・・
結果的には質も向上する。
人も同じかも、ね。
大勢の人間にもまれてりゃ、
その中で磨かれて
認められる能力もついてくるけど、
こもっていたら
・・・独りよがりが強くなるだけ。