肝心な時に頼りにならない
・・・なんてことを、よく口にするけど
肝心な時・・・っていうのは、
いったいどんな時だろう？

約束の時間に
約束のことをしてくれない場合。

・・・これは単なる嘘つきで
肝心な時とも違う気がする。

ここぞ・・・という場面で、
力を発揮すべき人がいない。

・・・ということもよくあるけど、
頼りにならない人っていうのは、
ようするに・・・
空気が読めない人だろう、ね。

加えて肝心な時・・・っていうのは、
予定通りに物事が進まずに
困窮している時・・・が多い。

空気が読める人なら、
そういう時に必ず居合わせるものだが、
たとえ空気は読めても・・・
いや空気が読めるが故、
勇気がない人の場合は逃げてしまうだろう。

予定通りに事が進めば、
よほどの怠け者でない限り、
誰でもたいていのことはできる。

うまくいかない時にどう出るか、が
その人の真の姿であることは間違いない。

着飾った連中を
プールにたたき落とした時・・・
笑って這い上がってくるか、
服のことばかり気にして沈んでいくか。
はたまた、
服など脱ぎ捨てて
向こう岸まで泳いでみせるのか。

・・・腕の見せ所は、そこだ。