才能がないのは
・・・まぁ、仕方がない。
本物の天才なら
俗世間に汚れていない
十代の始め頃までにはもう
世間をアッと言わせていたはずだ。
能力がないのも
・・・大目に見てはもらえる。
能力を発揮できるまでの
知識や経験を積むには時間がかかるから、
急いでやろうとしても難しい。
自覚がないのは
・・・ちょっと困る。
今の自分に
何ができないのかを知らなければ
成長は望めなくなる。
一番困るのは・・・
才能も能力もないという自覚がなく、
それでも
ただひたすら自己を正当化することによって
・・・周囲の信頼をなくすことだ。