Episode No.3035(20080520)
気がかり

かなり忘れっぽくなった。

それなのに・・・
ふと、何かを思っては
・・・気がかりでいる。

気がかりなことが多いのは・・・
仕事が増えたせいなのか?

それも少しはあるだろう。

でも・・・
昔の方がはるかに仕事はしていたな。
一つの仕事に時間はかかったけれど。

ちょっとばかり経験値が増えて、
見渡せるところが増えてきたから・・・
無意識のうちに気がついてしまう部分が
・・・増えたのかもしれない。

今済んでいる土地に越してきたのは、
私が中学校に入学した年だった。

当時も今も、
家の周囲の道は変わらないのに・・・
その時、中学生だった私は
10歳離れた
当時3歳になるかならないかの弟が
近所の公園に行くまでの間、
どの道の角が危ない、なんて
・・・思いもしなかった。

自分がこの土地で子供を持つようになると、
子供たちにはいつも
口を酸っぱくして、「あの角に気をつけろ」と
玄関口で叫んでいる。

気がかりが増える・・・
でも、物忘れも増えてくる・・・

・・・ちょうどいいバランスなのかも知れないな。

それでも気づいてしまったことは・・・
こうして、とりあえず
「書く」というかたちで吐きだして
・・・バランスを保とうとしている。