Episode No.2948(20080206):
寝座(ねぐら)
土ヘンに時という、
あまり馴染みのない「塒」という文字も
「ねぐら」と読むらしい。
意味はどちらも同じ
・・・寝るところ・巣、という意味。
この間の日曜日・・・
首都圏は久々の積雪があって、
交通マヒが起きたり、ケガ人が出たり。
あいかわらず都会のヤワさが、
あちこちで報じられていた。
うちの前の道は坂なので、
雪を放置しておくと
翌日は氷の板となって、
とんでもないことになる。
出先からようやく帰り着くやいなや
家にも上がらずに、
そのまま雪かき作業を開始した。
こうした作業は、慣れないと
実に骨が折れるものだが・・・
目に見えた達成感もある。
最初はうちの前だけ・・・と思っていても、
もうちょっと向こうまで、なんて
繰り返し思っているうちに、
隣や向かいの前まで進出してしまう。
おかげで翌日は、
とりあえず通学する児童たちも
無事に通って行ったようだ。
まだ、あちこちに雪が残る中、
出かけてると・・・
まったく雪かきをしていない場所が目に付く。
たいていは・・・アパートの前。
一般住宅より
人はたくさん住んでいるはずなのに、ね。
自分だけ働くのは
・・・損だと思っているのかなぁ。
そんな風に考えてしまう人に限って、
結局自分のアパートの前で
転んでしまうんじゃないかな。
・・・それも大勢の前でスッテンコロリンと。
楽をすることが得じゃないよ。
一回でも多くの達成感を味わった方が
・・・私は得だと思うな。
雪かきのおかげで
太ももはやや痛いけど、さ。