Episode No.2882(20071115)
自分に過保護

もう何度も
似たようなことを書いているけれど・・・

自転車が二輪で走る理屈を知っていても、
自転車に乗れることにはならないんだよね。

自転車を乗りこなすためには、
実際に自転車にたがって訓練しないと。
・・・何度、転ぼうと。転ばなくなるまで。

なまじ小難しい理屈がわかっていると、
なかなか自転車にまたがれなくなってしまう。

本当は・・・転んでケガをしたり、
誰かから笑われるのが
・・・怖いだけなんだけど、ね。

やがて怖さを隠すために
自転車にまたがらずに済むよう
別な理屈をこねだしたりする。

あるいは・・・
自転車に乗る意味
疑問を抱いてみたりして。
目的がだんだんボケできちゃう。

気乗りしないことは
・・・やるべきではないと思う。
やっても真剣にはなれないし、ね。

でも・・・
必要とされることに対して
億劫になっているだけなら
・・・それは、まずやるべきだと思う。

気乗りしないのと
億劫なのは、
その区別が難しいところだけど・・・
やってもやらなくてもいいことと、
やるべきことの区別はつくはずだ。

その区別をつけようとしないところで、
まず・・・自分を騙していないか?

気がついたら・・・
みんな自転車に乗って、
どっかに行っちゃってる、なんてことに
・・・ならないように、ね。