Episode No.2802(20070814)
助っ人選びの条件

人に何か頼む時には・・・
相手を選ばないと
・・・ひどい目に遭う

昔から・・・
仕事は忙しい人に頼め
・・・なんてこうを言う。

忙しい人というのは・・・
それなりの実力を認められている故に忙しく、
仕事を処理する方法もいろいろと熟知している。
あるいは・・・
さまざまな分野に人脈を持っていて、
誰に何を頼めばその問題が解決するのかを
よく知っている。

対して、暇な人というのは・・・
たいていその逆で、
まず仕事のさばき方を知らないから
余分な時間が相当かかってしまう。
こなした仕事の数が少ないから
人脈も幅広くは持っていない。
仕方なく自分で解決しようとして
・・・悩んでいる時間ばかり多い。

前者に仕事を頼んだ時は時給1万円。
後者に頼んだ場合は時給1,000円だったとしても、
おそらくは・・・
前者は数時間で仕事を上げ、
後者は何日も何週間もかかって、
トータルの経費は
絶対的に後者の方が高くつく。

荷物を運ぼうとした時・・・
トラックを頼めば経費はかかるが早く着く。
歩いて運ぶ手段しか持っていない人に頼んだら
時間ばかりかかって
目的地になかなか着かない、のと同じだ。

暇な人に限って、手伝いを申し出たりする。

安易に頼んでしまうより・・・
仕事をさばく能力がある人なのか否か、
・・・まず疑ってかかった方がいい。

大切な用事なら、なおのこと、ね。