Episode No.2698(20070414)：
それでも面倒

物事を面倒に感じる時には・・・

追われるまで放置した挙げ句、
気後れしてしまって、逃げ出したい
・・・という気分的な問題のほかに
技術的な問題も少なくないようだ。

つまりこういうこと・・・

ある人に「自転車でおいで」と
誘いをかけたら、
その人は汗をふきながら
自転車を押して歩いてきた。

自転車に乗れる人にとっては、
自転車に乗ってくれば楽でも、
乗れない人にとっては・・・苦なのだ。

集団生活の中では・・・
たとえ苦であっても
周囲に合わせた能力を持ち得ていないと
コミュニケーションすらとれなくなってしまう。

言葉は使えて当然だし、
読み書きもできて当たり前。

車の免許は持っていなくても
電話やFAX、
携帯やパソコンは使えないと
仕事にならない場面は多い。

「メールください」と言われて
「メールなら楽だ」と思う人もあれば
「キーボードを打つのか・・・」と
憂鬱な気分になる人もいなくはない。

できないものはできないと
正直に言ってしまえればいいんだけれど、
なまじできるようなことを風潮していると
結局、自分を苦しめるばかりか
周囲にも迷惑がかかってしまう。

最も・・・
話すことと読み書きくらいは、
キチンとできないと、
それは単なる訓練不足で
何も道具が悪いんじゃないよ。