Episode No.2574(20061121):
「探す」か「選ぶ」か
ヤフオクに出店している関係で
検索エンジンは、
たいていYahoo! JAPANを使っているのだが、
最近・・・
「グーグルのすごい考え方」という本を読んで
Googleもちょっと使いこなしてみたくなった。
Yahoo!の語源は確か、
ヤッホーと叫ぶとこだまが帰ってくる
・・・ということだったように思うけど、
このあたりは定かではない。
Googleの語源は
10の100乗という数字を意味するgoogol:グーゴル。
これは、この本に書いてあったので間違いない。
Googleは、とにかく検索スピードに
ものすごいこだわりを持っている。
だから、デフォルトのトップページにも
余計なものは一切ないし、
実際に検索を行うと、
その検索時間を即座に示すことまで行っている。
欧米ではとっくにYahoo!を追い越し、
欧米でのシェアは圧倒的なGoogleだが・・・
実は日本、中国、韓国といった
東アジア三国では苦戦を強いられている。
ちなみに2006年3月の調査では、
日本における検索エンジンのシェアは
Yahoo! 64.5%に対し、Googleは34.7%。
これには欧米と東アジアの
文化や価値観の違いがあると言われている。
欧米ではシンプルなものが好まれ、
東アジアでは品揃え豊富な賑やかさが好まれる。
欧米の人たちは・・・
自分がほしいものを探すことを優先し、
東アジアの人たちは・・・
用意されているものから選ぶことを楽しむ。
・・・そういう傾向があるらしい。
はたして貴方は
Yahoo! 派? それともGoogle派?
新しい仕事をモノにしたいと思ったら、
用意されているものから選ぶ・・・のではなく、
用意する側にまわることが大切だとは思うけど、ね。
参考文献「グーグルのすごい考え方」二村高史=著 三笠書房=刊