Episode No.2570(20061116)
繰り返しても苦にならないもの

実は去年も・・・
拓郎のコンサート
東京国際フォーラムで観ていた。

何度か行っている中で
必ず歌ってくれるのは「落陽」。

何度も聴いているはずなのに、
またその絶叫に近い歌声を聴いては
感動してしまう。

そう考えると本当に
・・・歌とか曲ってスゴイなと思う。

だって仮に映画監督が
毎年どこかで上映会をしたとすれば
必ず新作を求められるでしょ?

1度観た映画やドラマは、
よほどのマニアでもない限り、
繰り返し観ることはない。

本だって・・・
本当は読んだ年代によって
感じ方は違うものだが、
よほどの名作と言われたものでない限り、
繰り返し読む機会を
積極的に作ることはしないだろう。

ところが曲は違う。
何度も何度も聴くのがあたり前。

しかもコンサートともなれば、
お馴染みのナンバーを
生で聴けることに観客は感動を覚える。

テレビ時代になって、
視覚的な情報が一番アピール度が高い
・・・と思われがちだが、
実は浸透度から言ったら
音の方がはるかに高いんじゃないか?

確かに視覚的なものの
アピール度は高いかもしれないが、
それはまたすぐに
別なものに塗り替えられてしまう。

見たり読んだりするには
努力が伴うけど・・・
聴くことに特別な努力はいらない。
自然とに入ってきてしまうから、ね。

そういう観点でいえば・・・
仕事を処理するためのメールと
相手を納得させるための会議は、
それぞれの特性を活かして
・・・うまく使い分ける必要があるな。

おかげさまで今日でこのHPも
連日更新3,000日を迎えることができた。

とりあえず毎日違う内容を
書き続けてはきているけど・・・
はたして、この繰り返しは
どこまで続けられるのだろうか・・・?!