Episode No.2034(20050228)
種なしブドウの作り方

まだまだ知らないことが多すぎるな。

この間、例によってメシを食いながら
ふと教育テレビを見ていたら・・・
種なしブドウの作り方について説明してた。

種なしブドウなんて
数え切れないくらい食べているのに
実際にどうやって作られているのかなんて
全然知らなかった。

そりゃあ、木になることくらいは知っている。

でもね・・・
種なしブドウは品種改良で作られた
種なしブドウの木から
できているものだと思ってた。

・・・違うんだよね。

テレビで紹介してたのは「巨砲」とか
つぶの大きなブドウだったんだけど・・・
放っておいたら
みんな種ありになっちゃうらしい。

じゃあ、種なしは
どうやって作っているのかと言うと・・・
ジベレリンというホルモン剤の一種を
コップみたいな入れ物に入れて、
そこに実がなる前のブドウのふさを
1つずつ漬け込んで処理して作ってる。

そうすると・・・
大きくてカタチのいい、
しかも種のない食べやすい
スーパーでよく見るブドウになる。

その処理をしないでおくと・・・
出来上がったブドウは
実の大きさはひとふさの中でもバラバラで
大きな実には種が入ってる。

もちろん
安全性に問題はないんだろうけど、
ひとふさずつ
薬品みたいなものに漬け込むところを見ると、
何だか・・・ね。

食べにくいけど天然のものを選ぶか。
食べやすいけど人工処理されたものを選ぶか。

ブドウに限ったことじゃないけど
・・・ちょっと考えちゃわない?

何よりもまず、
知らないことが多すぎる自分を、さ。


参考資料:知らないで選ぶのは嫌だな