Episode No.1885(20040907)
水槽という組織

最近、アクアテラリウムに凝り出した。

水槽に流木や観葉植物を置いて
ポンプから出たチューブを通して
水の流れを作る。

水槽の水は半分くらい。
山中の水辺を模した箱庭という感じ。

飼育が楽だというので
メダカを入れてみた。

メダカたちは
流木で組まれた洞窟に入ったり、
追っかけっこをしたり、
機敏に動きまわっている。

自動エサやり機があることを知って
自宅だけでなく、
事務所にも水槽を置いた。

自宅のは60cm水槽だが
事務所のは90cm。

何でもやりはじめると
次第に「より大きなもの」を
やってみたくなるものだ。

水の流れとメダカの動きは
ボーッと眺めていても
結構飽きない。

はたして、このメダカたちは
自分たちのいる水槽の大きさを
認識しているのだろうか?

時折、ジッと正面向きで
水槽からこちらを見ている奴がいる。

やはり・・・
水槽の外と中を意識しているのか?

また、あるメダカは
同じ場所にずっといて
ほかのメダカが来ると
追い払おうとしているように見える。

縄張り意識があるということは
ある程度、
場所の認識があるということだが
それも・・・
新しい水草のひとつも入れれば
あっという間になくなってしまう。


参考資料:お山の大将? 小山の大将??