Episode No.1854(20040802):
花火
先日、偶然にも花火大会を見た。
家族と夕涼みに出た浜辺。
何やら人が集まっている。
やがて、目の前で華の宴がはじまった。
夜空にパッと開いて
やがてドーンと爆音が響く。
目の前に見る花火の音はまさに爆音。
すぐそこで打ち上げているのに
光ってから音が轟くまでには
かなりのタイムラグがある。
夜空を見上げていれば
まず花火に気づき、
音が鳴ることはわかっているから
驚くことはない。
見ていなければ・・・
音に驚いて振り返り
花火が消えていくところだけを
見ることになる。
そういうことなんだよな
・・・何事も、ね。
どんなにあわてても
過ぎた時間は戻らないからね。
見て見ぬふりなど・・・もってのほか。
花火好きのカミさんが
「今度生まれ変わったら
花火師になりたい」
・・・と言うので
「今から資格をとれ」
・・・と言ってやった。
ただし・・・
見ているのと、打ち上げるのとでは
・・・大違いだろうけど、ね。