Episode No.1849(20040727)

この間、ある人と・・・
自分の余命があと3ヶ月とわかったら
何をしたいか、という話をした。

本当にそうなってしまった身近な友人
看取った私としては
いろいろ感慨深いものもあるんだけど・・・

やっぱり昔も今も
その結論はかわらない。

何が起こっても・・・日常的に過ごしたい。

日常の何もかもを捨てて
行ったこともないような場所を旅したい、
なんて漠然と考えた時もあったけれど、
旅で出逢う新しい刺激は
きっと・・・
次のアクションを起こすために必要なもので、
次がないとわかったら
ジタバタするたげ虚しい気がする。

特別な場所に行く必要もないし、
特別な料理もいらない。

むしろ・・・
日常的な毎日が
特別な日であることを噛みしめられるだろう。

やるべきことも
できることも
すべては日常にある。

余命3ヶ月だとはわからないけれど、
余命100年以内であることは確実なわけで、
40を過ぎて
もう、将来だの、可能性だのと
呑気なことを言っていられる年ではない。

今はじめられないことは
もう、できないことになる。


参考資料:毎日、今がチャンス