デジタケ座について

digitake.comがスタートしたのは、1998年8月30日。

とにかく「毎日更新するページ」・・・しかも不特定多数の人が見ても「何かの足しになるページ」を書き続けようと続けてきた。

言うなれば、30も後半になった自分にあらためて勉強するクセをつけるための動機づけのために始めた・・・と言っていい。

偉人たちのエピソードや格言を中心としたページを書き綴っていく中で、自分自身、学ぶコトが多かったのは言うまでもない。

そんな中から生まれたのが「架空対談」というシリーズ。
これは、あの世にいる偉人が国境も時代も超えて意外な取り合わせで対談したらどうなるか・・・というのを、さまざまな文献をもとに構築したモノだ。

その半分くらいは事実、もう半分くらいはフィクションというシリーズを経て、さらにエスカレートしたのが「創作童話」シリーズだった。

ただし、童話というモノは結構難しくて・・・そのうえ、どんどん話は長くなってしまうし・・・。

そこで「創作童話」を発展解消させたのが「デジタケ座」という創作ドラマのページだ。

実は昔、自主制作映画にのめり込んでいた時代があって、素人ながらついつい映画やテレビドラマを作る側に立って見るクセがある。

知人とよく「あの役やらすなら、あの役者だよ」なんて茶飲み話で盛り上がるコトもあって・・・。
だったらいっそ、それをストレートに書いた架空のドラマがあっても面白いんじゃないかと思って実在の人物を勝手にキャスティングしたドラマを書き始めた。

無論、作者の勝手な配役だからご本人は知る由もない。

ただ、この手法はシナリオ形式をやや読みやすくした程度で文学的なセンスには欠ける私の文章能力を補うために大変役立っているように思う。

本当に放映されているテレビドラマを見るように楽しんでもらえたら幸いだと思いつづけて半年間。

励ましのメールをいただいた甲斐もあって、ついに私としては初挑戦の長編ドラマは3月26日に完結した。

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