でじたけ流 教育論「洗濯事情」
 

でじたけ流“教育論”
第993回「洗濯事情」

でじたけ流教育論 digitake.com


我が家の洗濯機が稼働するのは、
たいてい夜である。

家族が風呂に入り終わって、
脱衣所に溜まった洗濯物は、
最後に入浴した者が運ぶのがルール。

だが、その暗黙のルールも、
時折…
次に誰かが入ると思っていた
…という勝手な解釈によって破られる。

最後に見回る父親が運ぶことも少なくない

幸いウチは両隣の家が離れているので、
夜中に洗濯機を回しても
騒音による苦情が来ることはない。

子供たちが実家以外で暮らすようになった時、
こうした恵まれた習慣は、
あるいは悩みの種になるかもしれない。

今の暮らしで当たり前ことも、
別の生活圏においては異質なことである。

アパートで暮らすことになれば、
新しい習慣が身につくまで、
洗濯物は山のようになっていくだろう。

何より、朝、
洗濯機の中にあるものが干されているのは、
何も自動的にそうなっているわけではない。

脱衣カゴに放り込んだ衣類と
再会するのはタンスと決まっているのは、
その間に誰かが
洗って、干して、たたんでいるからだ。

この楽チンな生活を
実家以外で実現するには、
毎月高いギャラを支払って、
お手伝いさんを雇うしかない。

結婚すればいい…と思ったら大間違いで、
結婚すれば…もっと仕事が増えるのだ。

そして、
その仕事にやり甲斐を見いだせないと
…結婚生活は続かない。

やっぱり…人生、日々更新。

Copyright 1998-2019 digitake.com. All Rights Reserved.


人生日々更新 -Main-