でじたけ流 教育論「楽しい我が家 」
 
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20161023

でじたけ流 教育論846回「楽しい我が家」

でじたけ流教育論 digitake.com


就活をはじめた長男が家族LINEにこんなことを書いた。

?うちの家族は家族といるときみんなたのしそうじゃん?
?なんで楽しいんだと思う?

続けて…

?今自己分析やってて、これだけなんでかよくわからない

すると大学2年の長女が答えた。

?なにも我慢なく素でそれを受け入れてもらえる環境だから家族が

長男の反応。

?受け入れられてるから

続けて長男は高校2年の次男に問う。
次男の答えは…

?面白いから

なんで楽しいんだと思う?→面白いから…とは、
何ともボキャブラリーのない答え。

しかし、それが実感なのかもしれない。

長男が下宿を引き払ってから、また家族5人でメシを食う機会が増えた。

小さな頃と同じように、
あいかわらず…
野菜も食え
…とか
左手をダランと下に下げたまま食うな
…とか
小言を言いながら食う場面も少なくないが、
客観的に見れば、
友達同士でメシを食っているような感じもする。

それは間違いなく
子供が大人っぽいのではなく、
親が子供っぽいからだろうが、
悲しさに比べて、楽しさというものは、
年齢に関係なく感じられるものだと思う。

悲しさは…それに気づかない目線では
感じることができない場合が多々あるものだ。

園芸に親しみを感じている人なら
花壇の草花が枯れたことに
無類の悲しみを感じるだろうが、
そうでない人には、
ただの汚くなった花壇にしか見えない。
少なくとも悲しくまではなれない。

ところが楽しさは…
誰かが笑っていれば、
それが相当の悪意をもった笑いでない限り、
自分もつられて笑うものだ。

子供たちの笑いにつられ、
また、
親のハズレた冗談に笑う関係は、
長女が言うところの…
受け入れてもらえる環境
…ということなのかもしれない。

思えば、この笑いに対する共通の感覚は、
子供たちが幼い頃、一緒に観た…
チャップリンが教えてくれたものであり、
ここ数年を振り返れば、
さまぁ〜ずが刷り込まれたものである。

おそらく、ウチの子供たちは、
それぞれに家庭を持ち、子供を持つと、
懐かしさ半分で
チャップリンやさまぁ〜ずを観るだろう。

やっぱり…人生、日々更新。

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