でじたけ流 教育論「今さら世の中を悲観しない 」
 
  人生日々更新 -Main-
20140914

でじたけ流 教育論736回「今さら世の中を悲観しない」

でじたけ流教育論 digitake.com


世の中が決して
正しいもので出来ていないことは、
テレビをつければ1分で理解できる。

ほとんど正しくないから、
正しさを教えるために教育が必要であり、
教えたことを守らせるために規則があるのであって、
みんな正しけりゃ…学校も警察もいらない。

さて、それでは“正しさ”とは何か…?

国によって常識が異なるように、
正しさは地域や立場によって異なる。

が、すべての“正しさ”は、
その場所において自分を守る最良の方法
…だと信じられている。

そして、そうした自分を守る術
…を教えるのが、いわゆる教育だ。

つまり教育とは、
その地域に根ざした生きる術を教え、
生きやすくするためのもの…である。

その、生きやすさ
…の必要性を実感するために、
まず必要なのは…
世の中の生きづらさを知る
…ことではないか?

だから…ニュースを見る必要があるんだな。

ニュース自体が正しくない
…場合も想定しながら、
正しくない世の中を見る。
いわば、
生きやすさを勘違いした先人の失敗例を知る。

そういえば数日前のこと。
埼玉で出た防災速報メールの文面が、
「ゲリラ豪雨の可能性」
…と書くところを誤って、
「ゲリラ攻撃の可能性」
…って書いたというニュースがあった。

おそらくほとんどの人が笑ったと思うが、
それを笑える日本は、つくづく平和だと思った。

こうすればやがて失敗する
…ということはわかっても、
こうすれば絶対に成功する
…ということはわからないのが
人生の厄介なところではあるが、
それはどんな時代に生まれた者も平等。

答えは生き抜いた先にある…ことだけは確か!

Copyright 1998-2014 digitake.com. All Rights Reserved.


人生日々更新 -Main-