でじたけ流 教育論「親の失敗、子の失敗。」
 
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20140504

でじたけ流 教育論717

でじたけ流教育論 digitake.com


優性遺伝…なんて言葉だけで、
良くないところばかり、
子は親に似ていると思えることは、しばしば。

子供の失敗を見ていると、
そのまま、
自分が失敗した頃のことを思い出す。

成長の過程では、誰でもたいてい
同じような失敗を経験し…
その失敗から立ち上がることこそ、
成長と呼ぶにふさわしいもの
…だとは思うが、
失敗にもそれなりの傾向があって、
そういった一種、悪い癖のようなものが
遺伝していると見受けられると
何とも情けない気分になる。

考えてみると…
癖とはいわば、習慣のことであり、
習慣を作っているのは、親が与えた環境
…となると、
そうした悪い癖が伝わっているとすれば、
それは先天的なものではなく、
むしろ後天的なものとも考えられる。

後天的に伝えているのだとしたら、
それは、つまり
親自身が、かつての失敗を克服せず
今日に至っている結果…ではないのか?

子供を養っている
…ということと、
胸を張って子供を叱ることができる
…ということは、まったく違う。

養うことは義務であり、
義務を果たすのは当たり前…
当たり前のことをしているだけでは、
とても威張れたものじゃない。

まず…自分を育てないと、な。

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