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先週の三連休の最終日・・・
温水プールでひと泳ぎした後、久しぶりにラーメン博物館へ行った。 新横浜のラーメン博物館は・・・ 昭和30年代の街角を再現した、まるで映画のセットのような館内に いくつものラーメン屋が軒を連ねている。 開館してから、もう何年経ったろう? 確か、前に家族連れで来た時には・・・ 来月2歳になる次男は生まれていなかったと思う。 時々、ラーメン屋が入れ替わるシステムになっているためか 人気は衰えず、この間行った時にもなかなかの盛況。 どの店にも行列ができていた。 初めてラーメン博物館に入った次男は・・・ プールですべてのエネルギーを使い果たし熟睡状態。 しかし・・・カミさんは 「久しぶりにラーメンにコショウをかけて食べられる」と嬉しそうだった。 狭い路地のあちこちには・・・ 雰囲気を盛り上げるために、さまざまな露天も出ている。 本当は露天じゃないんだけどね・・・いつ行っても夕暮れを映し出す天井があるし。 最初に子供たちがひっかかったのは・・・飴職人。 柔らかい飴に食紅をまぜて、さまざまな色を練り・・・ 和ハサミをチョンチョンと入れて、注文の動物を創り出す。 人気が高かったのは・・・ピカチューやアンパンマン。 もちろん、著作権なんて関係ないんだろうな。 著作権なんて言葉ができる以前からある商売だろうし・・・。 長男は龍を作ってもらい、長女はカンガルーの飴を買った・・・1個500円也。 ![]() 70くらいのちょっとシャレた爺さんが暇そうにしているので・・・ 早速、長男を座らせた。 子供たちは、そこでいったい何がはじまるのか、わからない。 長男は緊張した面もちでジッとしている。 長女も興味津々にそれを見つめる。 次男は・・・あいかわらずベビーカーでグッタリ眠っている。 爺さんの使っているハサミは特別なモノではなく 小学生が工作で使うような・・・言っちゃ悪いが安そうなハサミ。 それがまるで右手の一部であるかのように動く。 テーブルの上の紙をつかみとる時でさえ・・・指ではなくハサミを使う。 作業時間は約2分・・・みごとな長男のシルエットが完成した。 ・・・似てる! 大人は1,000円、中学生以下は800円。 支払いを済ませて一度歩き始めたら・・・ 長女が「今度来た時、やってもらう」と少し淋しそうにつぶやいた。 ![]() 何せ、今度来た時なんて言ってたら・・・あの爺さん、生きてないかも知れないし。 結局、次男はラーメン博物館を出るまで眠ったままだった。 次男が起きていたら・・・ 500円の飴をもうひとつと、800円の切り絵をもう1枚買う必要があったな。 ハタ目には、小さければゴマカシがきくと思っていても・・・ 案外、子供はわかってる。 私自身、そういう覚えがある。 だから・・・ 兄弟3人、みんな同じモノを与えられるようにしないと。 与えられないなら、中途半端に誰かだけ、なんてしない方がいいよね。 ただし・・・ 剣道朝稽古ナン日達成の賞状とかは・・・やった奴にしかあげないよ。 |
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