でじたけ流 教育論「無精の子は無精。」
 
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20130908

でじたけ流 教育論683

でじたけ流教育論 digitake.com


伊豆白浜のペンションで、
住み込みのバイトを終えた長男が
サーフボードを抱えて帰ってきた。

…羨ましい奴め。

可愛い子には旅をさせろ
…と、昔の人は言った。
実にいい言葉だと思う。

結婚して、やがて家族が増えていく…。
それは嬉しいことなのだが、
喜びが大きい分、心配も大きくなる。

時として、
喜びが不安に覆い隠されれてしまうと、
いかに不安を感じないようにするか
…そのことばかりに囚われてしまう。

アメリカの名作ドラマに、
こんな名ゼリフがあった…。

危険を伴うことは一切やらせようとしない
親や先生に生徒が言った言葉。

「プールの塀を高くするより、
 上手に泳ぐ方法を教えてよ」

禁止するのは相手が心配だから
…だけじゃない。
本当は、まず
自分が安心していたいから、だ。

親が苦手な食べ物は食卓のテーブルにのらない。
故に子供は食べる訓練の場を失ってしまう。

親が出不精だと、
子供も広い世界を知ることができなくなる。

そうして…
結果、子供の可能性を親が奪ってしまうんだ。

子供を幸せにしたいなら…
何にでも挑戦する親でないと、な。

親はなくとも子は育つが、
親が足を引っ張っては、さすがに育っていかない。

…という大義名分に基づき、
今夜も跳ね回るオヤジは、
別な意味で足を引っ張りかねない…けど、ね。

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