でじたけ流 教育論648「ガリ勉兄ちゃん」
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20130106

でじたけ流 教育論648

でじたけ流教育論 digitake.com


大学一年の長男は、
父親には反して学校の勉強が得意。

部活では中途半端、
手先が器用なわけでもない自分は、
勉強くらいできないと使いものにならない
…と覚悟を決めて、
受験勉強からのペースを落とさず、
ガツガツ勉強してる。

冬休みに入って、
同じ大学の友達が2人ほど
横浜の実家に泊まりに来たが…
語り合うでもなく、酒を酌み交わすわけでもなく、
図書館の自習室で隣り合う者同士のように
リビングのテーブルで勉強してる姿は、
自分が同世代の時とあまりに違い過ぎて理解に苦しむ。

理系と文系…はここまで違うものなのか?

どうやら高校一年の長女も、中学一年の次男も、
得意科目は理系のようで、
普段口論の絶えない長女も、
こと勉強のこととなると長男の言うことをよくきく。

実際、長男は
長女が通ってる塾の臨時アシスタントだから

だかしかし…
学校の勉強以外のことは得意だった父親は、
おいそれと優等生を認めない。

勉強など、自分のためにすること。
そういう意味では趣味と同じだとキッパリ言い切る。

人の価値は他人の役に立ってナンボだからね。

つまり一番してほしくないのは、
勉強をしないことより、
勉強をして満足してしまうこと。

目下のところ長男には
海外留学という目標があるので、
当面は少しばかり成績がよくても満足はしないだろう。

文系の語学留学と違って、
理系の留学は、またかなりキツイらしいからね。

去年、右も左もわからないまま、
フィリピンにボランティア留学したのが、いい経験になって、
世界を見たいという欲求はふくらんでいるようだ。

長男だけでなく、長女も、そして次男も…
大人料金になった奴らの学習能力は、
もはや親が補うことなどできやしない。

自分で目標を決めて、自分で挑め。

親だって…まだ満足してないぞ。
しかも、自己満足の虚しさと、
本当の喜びは
想定を超えたところにあることを
…すでに知っているから、ね。

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