この夏の語学留学で、
海外への憧れをますます強くした長男は、
大学推薦の留学枠を勝ち取るために、
ひたすら勉強をしてる。
せっかく大学に入って、
受験勉強から解放されたというのに、ね。
最も大学に入ったから遊ぶ…というのは、
文系の連中だけのようで、
理系の大学は、
少しでも授業をさぼろうものなら即落第…らしい。
親の立場としては、もちろん
勉強をするために大学に入れたわけだから、
勉強するのは歓迎すべきことなのだが、
学生時代にまったく勉強をしなかった親としては、
そんなんでいいのか…青春は?
…などど見てしまう。
長男の、いわば勉強好きは、
妹弟たちには、少なからずいい影響を与えているようだ。
バリバリ反抗期の高1の娘も、
こと勉強のこととなると
兄の言うことを聞いているようだし、
中1の次男は、
兄の言ったとおりの勉強カリキュラムを終えないと、
楽しみにしている兄とのチェスやTVゲームをしてもらえない。
そういうところは
勉強嫌いの親に代わって、わりと指導が行き渡っている。
ただし…
炊事洗濯など、日常生活に関わることについては、
あいかわらず…だ。
自分の弁当箱すら
怒鳴られないと洗うことができない悪しき習慣を
子供のうちの誰かが、率先して改善してくれぬものか。
勉強はできなくても、
そういうことができないと社会ではやっていけない。
…そこにむしろ危惧を感じるんだよ。
しかし、そういうことは、
親が病気にでもならないと、
なかなか覚えないことかもしれないね。