20120129

第599回

中３の長女が第一志望校の面接試験を受けた。
いわゆる前期試験というやつだ。

この前期試験で受かれば、
受験戦争もとりあえず2月1日で一抜けだが、
ダメなら後期で普通に筆記試験を受けなければならない。

前期試験は昔で言う推薦入学みたいなものだろうけど、
推薦してもらったことのない私には、その感覚がわからない。

中学校で面接の練習もあったらしい。

想定される質問は…
志望した理由にはじまり、
得意な教科の話とか、部活動の話とか。
そして、
尊敬する人は誰か、とその理由。

娘にこんな質問をされた。
「お父さんは、あのホームページを
　どれくらい続けてるの？」
…13年と5ヶ月。この春で連日更新5,000日を迎える。

「じゃあ、尊敬してる人を聞かれたら、
　お父さんって言おう。
　理由を聞かれたら、
　13年以上毎日欠かさずホームページを続けてる
　…って説明しやすいから」

嬉しいような、利用されてるような。
それなら…と、
私が毎日休まず更新している理由を
聞かれもしないのに話してやった。

昔、仕事で養鶏場へ取材に行ったことがある。
その時の話は1998.12.30付けにUPしてあるけど、
暮れも押し迫った頃で、
原稿案のチェックをしてもらうのに、
その養鶏場の暮れ正月の休み期間を尋ねたんだ。

すると答えは…休みなし。

考えてみればそうだ。
鶏は正月だからって卵を産むのを休まない。
だから誰かが面倒を見なければならない。

鶏にできることを人間ができなくてどうする？
…それが、私が休まない単純な理由。

かくして娘は面接に向かったが、
尊敬する人については質問されなかったらしい。

この話をすれば確実に受かった？
いや、うるさそうなPTAだと倦厭されたかも。

しかし、まぁ…
身内や友達の自慢になるようなことを
何かひとつくらいは持っていたいものだな。
…エッヘン。

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