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20110605
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6月に入った。 日本には季節を感じるものはたくさんあって、そこが日本の良さなんだけど… それはもう想像していたものより、ずっと凄くて…まるで深い森の中にプラネタリウムができているようだった。 何が感動するといって…その場にいかないと見ることが出来ない景色ほど圧倒的に人を感動させるものはない。 そんな体験を家族みんなでできたから、またどこかへ行こう…という話になる。 家族はもとより、友達でも仕事仲間でも…共通の体験をすることが人をより強く結びつける。 この間、知人が結婚した。 最近はよく伊豆の陶芸家に夫婦茶碗を焼いてもらって、それを贈ることにしてる。そこいらで売ってるものと違って、いくらなんだかわからないところが有り難みがあっていいだろ(笑)。 今回はちょっと気の利いたメッセージを思いついて添えてみた。 まず、この茶碗を使って2人で飯を食って、新婚時代の思い出を胸に刻んでください。 しばらくしたら、大切にしまってください。 将来、2人が大げんかをした時に、そっとこの茶碗を出して使ってみてください。 お腹と胸がいっぱいになったら…もう大丈夫。 …ここまで作り込んだ書き方はしなかったけれど、まぁ主旨はこんなところだ。 誰かと何かを食ったことっていうのは意外と覚えているものだよね。 聞いただけの話ってのは本当に忘れちゃう。 まだ、その時その相手がどんな表情をしていたのかといったことの方が覚えてる。 とにかく感覚というのはひとつじゃないし、ひとつだけじゃ記憶に残りにくい。 人は頭で何かを理解したり、記憶したりしているようでいて実はそうじゃない。 せっかく五感で理解しているのに、それを言葉で説明できないばっかりに、理解できていないと思いがちだけど、決してそうじゃない。 説明できなくても理解できていることはある。 そんな共通認識を持っているのが家族と呼べるもの Copyright 1998-2011 digitake.com. All Rights Reserved. |
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