20100912
でじたけ流 教育論第527回

夢をつかむ訓練-でじたけ digitake.com


中2の娘が塾に行きだした。
高2の息子も当然のように塾通い。
2人とも私より帰宅が遅いことも、しばしばだ。

夜、家に帰ると、
カミさんが小5の次男を連れて娘の塾に迎えに行っていて、
誰もいない…なんてことも珍しくなくなった。

こうした学習塾の盛況ぶりは、
あいかわらず受験戦争が続いていることだけが要因ではないらしい。

子供たちに言わせると、
学校の勉強より、はるかに塾でする勉強の方が楽しいらしい。

勉強の楽しさを体感できるのは、いいことだと思う。
しかし、それが学校で出来ないことには、やはり疑問を感じてしまうな。

一時間いくらで勉強を教えている塾の先生はプロだけど、
学校の先生は、まるっきり素人のような感じがしてきてしまう。

気になるのは先生自体の教育だな。

もっと言えば、先生自身は自分をどう教育しているのか?

制度のせいにばかりしてる人が多いんじゃないのか。
そういう先生の影響を受けて、
言い訳ばかり上手な奴を育ててほしくないな。

何をやろうとしても感じることだけれど…
新しいことに挑戦するのは、年を追うごとに辛くなってくる。

そもそも、その辛さを当然のこととして
受け止められる習慣さえできていればいいのだが…。

いちいち教わったり、
考えなくてもできる、楽なことの方をしようと思っちゃうでしょ。

でも…
今身についている
教わったり、考えなくてもできることっていうのは、
すべて自分がやってきた訓練の成果、なんだよな。

生まれたときからできることなんて泣くことくらいだろ?!

そう考えると、今はじめていないことは、
どんなに夢のような未来がきたって…絶対にできない。

宝くじでも当たらない以上、
将来は自分で積み上げてきた結果でしかないんだよな。

自分でやったことでなければ
本当の喜びもつかめないと思うし、ね。

勉強が楽しいことに今から気づいてるなんて、いいじゃない。
私は30後半になるまで気が付かなかった…!


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