20100613
でじたけ流 教育論第515回

酔っぱらいとの付き合い方-でじたけ digitake.com


子供を持つ知人に聞いてみると、
たいてい
息子は母親に…
娘は父親に、似ている場合が多い。

我が家など、
骨格から得意分野まで
…まさしくそうなってる感じだ。

と、いうことは父親からすると…
娘に男の子が生まれれば、
それは自分そっくり、ということになる、な。

家に帰ると独りで酒を呑む。

カミさんは呑めないので、
うちに転がってる酒瓶は、すべて私が飲んだものだ。

何か適当なつまみを並べていると、
そこに手を伸ばしてくるのは、中2の娘。

この間、カミさんが漬けてあった梅酒を空けたら、
娘がカバカバ呑んでたらしい。

梅酒だからいいか…と思っていたようだけど、
後で味見をしてみたところ、
結構、濃かったので少し心配したらしいが、
娘は平然とほろ酔い加減で宿題をしていたという。

…やっぱり酒呑みになるな。

女の酒呑みには危険も多いけれど、
男より強ければ、危険も少ないか。

なまじ強い…と思っていると
大きなしっぺ返しもあるけれど、
それより何より、
酒を呑んだ男の扱いに慣れているかどうかが
最大のポイントかもしれない。

酔っぱらいが怖いと感じる人は、
自分の近くに酔っぱらいがいなかった人だろう。

なまじ怖がると、
酔っぱらいはもっとエスカレートしてくる。
軽くうながせば、酔いも冷めてくるもんだ。

そういうことは学校じゃあ教えてくれないからなぁ。

社会に出れば、酔っぱらいに会うことだってある。

うちで酔った姿を見せるのも
子供たちにはいい学習になるかもな。

そのために呑む…というのは言い訳だけど、ね。

言い訳ついでに酒好きで知られる
ウィンストン・チャーチルの言葉で締めくくろう。

「私に言えるのは、
 私が酒から得たものの方が、
 酒が私から奪ったものより多いということだけだ。

 若かりしころは、
 昼飯の前に強い酒はやらないと決めていた。

 今は、朝飯前にそうしないと決めている」


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