20100509
でじたけ流 教育論第510回

反抗記-でじたけ digitake.com


今うちで一番の反抗期を迎えているのは
…中学2年になった長女。

小5の弟におもしろ半分にペディキュアを塗って、
後でギャーギャー言わせているところなどは、
まだまだ子供っぽいが…
何かにつけて反抗的である。

高2の長男の場合には、
反抗というより自分勝手なだけ、かな。

「まず自分」が先に立つことに対し、
理不尽であろうと何であろうと
徹底的にやり込めない限り、
社会性など、とうてい身につかないだろう。

それがたとえ「家嫌い」になって、
家以外の場所を求めることになっても、
やっぱり社会性がなければうまくいかないことが
身に染みるだけだと思う。

さて、長女の場合には…
男親から見て、より厄介な点が大きく2つ。

一つ目は…女であること。
鉄拳をふるうわけにいかないから厄介。

二つ目は…私によく似ているところ。
これが最も面倒だ。

親の揚げ足をとることなど朝飯前。
しかし、自分のやるべきことはできていない。

理屈は合っていても行動が伴ってない
…このアンバランスさが
「若さ」の「バカさ」であることは私も経験済み。

かといって放置してたら、
いつまでたってもバカなまま…。
家の外で痛い思いをする前に、
家の中で安全が保証された痛い思いをさせるのが
…親の役目でもあろう。

そこがペットを飼っているのと
子供を育てているのとの大きな違い。

「取り込んでおく」と約束した洗濯物が
取り込まれていないと
理屈で怒るのではなく…暴れる。

この間は、長女の机の上に
洗濯物を投げつけて山積みにしてやった。

理屈で親を小馬鹿にする奴は
徹底的に困らせる…戦法。

よく子供は親に対し、
「おとうさんだって〜」的なことを言う。

むろん、親にだって
できていないことは沢山ある。

…かと言って、それが
子供がやらなくていい言い訳にはならない。

だから、そんな時にはこう言い返す。

「大人はいいんだよ。
 悔しかったら、大人になってみろ」


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