20100425
でじたけ流 教育論第508回

メガネっ子たち-でじたけ digitake.com


5人家族のうちの中で、
現在、眼鏡をかけていないのは
小5の次男だけ。

…だが、どうやら
そろそろ目医者に連れて行かなければ、
ならないようだ。

最近の子供たちは、どうにも目が悪い。

むろん遺伝的な要因はあるだろうけど、
健康診断でも、視力が1.0あるなんてのは、
かなりいい方みたいだというから驚いてしまう。
昔は普通が1.2か1.5だったのに、ね。

やっぱりTVゲームの影響は否めないな。

うちではTVからはゲームは没収しっぱなしだけど、
あいかわらずDSとかは、ちまちまやっている。

本を読む時にはスタンドをつけろと
口酸っぱく言っているけど、なかなか身についていない。

まぁ…蛍の光、窓に雪で勉強していた時代もあるわけで、
一概にスタンドを付ければいいということでもないだろうけど。

蛍の光、窓に雪が明るく見えたのは、
周囲が暗かったからだろう。

昔に比べて目に対する刺激は多いからね。
繁華街を歩くだけでもチカチカして疲れてしまうよ。

深夜帰宅する途中に、
ふと空を見上げると、薄明るくて雲まで見えるのには、
何かゾッとしてしまうものを感じる。

何年か前に…
時々イノシシが現れるような田舎町に行って、
子供たちと空を見上げたことがある。

星の明かりが一番明るかった。

そういう場所で5分ほど同じところを見ていると、
必ず流れ星が見えるんだ。

流れ星を見るなんて…
十数年前に種子島に行った時以来だったな。

もうこちらは老眼がひどくなってきて、
近くのものは眼鏡をはずさないと見えない年になってきたから、
年齢的なものではあるんだろうし、
もともとの嗜好かもしれないけれど…
ビル街の夜景には魅力を感じないなぁ。

それより窓を開け放つと、
人工的なものは一切視界に入らず、
夜になれば月や星が一番明るく感じられるような景色に
至上の贅沢を感じる。

そういう価値観は…
片方の景色しか見たことがないと、わからないだろう。

はたして子供たちが、
将来どんな景色に魅力を感ずるようになるかは
わからないけれど…
親の役割としては、
できるだけいろんな景色を見せてやること
…だろう、ね。


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