20100214
でじたけ流 教育論第498回

長男の起爆剤-digitake.com


いかんせん、
我が家は慌ただしいさ真っ直中の時代を迎えている。

親は仕事でバタバタし、
子供たちも
塾だ、部活だ、行事だと、
それぞれの忙しさを抱えている。

まだ、かろうじて
家族5人が揃って食卓に着く機会は比較的多く、
全員が食卓に向かうまで
勝手に食べ始めてはいけないルールは厳守されているが、
起きる時間、出かける時間、戻る時間
…がバラバラなので
台所も風呂も24時間営業に近づきつつある。

そんな中…アクシデントも起きる。

兄弟ゲンカなどは日常茶飯事なので
アクシデントのうちには入らない。

夜、塾から戻った高1の長男が、
血相を変えて玄関に飛び込んできた。

「うちの鍵を落とした!」

車で探しに行っても探すことはできない。
原付なら行けるかもしれないが、
私はすでに一杯ひっかけているので…無理。

あきらめ半分の長男だったが…
見つからなかったら玄関の鍵は交換。
交換にかかる数万円は自己負担。
…と聞いて、ケチんぼのスイッチが入る。

深夜、探しに出ること2回。
しかし、見つからず…。

翌日になって「見つかった」というメールが入った。
…やれやれ。

何かにつけて長男は、あきらめが早い。
面倒だと感じると、やろうとしない。

…が人一倍ケチなので、
自腹を切るくらいならと、ようやく努力する。

優先順位価値観は密接な関係を持つ。

仕事においても間々経験することだけど…
人を動かすには、
その人が何を大切にしているか、
それをわかっていないと
理屈だけでは、なかなか動かない、ね。


- 教育論 -
| 人生日々更新 | 最近のBacknumber | 架空対談 |